風組の劇を観る会

3学期の中心的な活動は劇づくりです。風の谷幼稚園の劇づくりは、題材を選ぶところから始まります。
風組(年長児)になると新学期スタートと同時に民話の読み聞かせをし、その中から子どもたちが劇にしたい「題材」を選ぶことにしています。
風1組は「やまんばのにしき」、風2組は「島ひきおにとケンムン」に決まりました。(※下記参照)
題材が決まってから風組の子どもたちは、どんな場面で構成するかを話し合い、登場人物の気持ちを考え、その気持ちを表現することを考えてきました。仲間や先生からのアドバイスを受けて、より良い演じ方を考えていく子どもたち。登場人物の「心の動き」をどう表現していくか、発表の直前まで話し合いを重ねてきました。
そして今日は花組(年少児)と鳥組(年中児)に劇を観せる日です。ホールには舞台が設置され、“風の谷劇場”の開幕です!

風1組「やまんばのにしき」

すすきや団子を飾り、お月見をしている村人たち
かまどに薪をくべ、せいろでもち米を蒸かし、やまんばに持っていく餅をつく場面
がら(やまんばの子ども)が獲ってきた熊で作った熊汁を食べている、あかざばんばとやまんばとがらの3人
あかざばんばのお葬式

風2組「島ひきおにとケンムン」

友達を探して海をさまよい歩ている島ひき鬼
相談しながらガジュマルの木の根っこを切る村人たち
命が尽きそうなケンムンに、島ひきおにが子守唄を歌っている場面
猛烈な台風で家を失った村人たちが、村を逃げ出してきた場面
身を乗り出し、夢中で観ている年少、年中児

風1組は5場面、風2組は7場面から構成され、場面が変わるたびにホールが暗転します。
しかし、真っ暗になると観客(花・鳥組)から話し声が…。
先生から「暗い時も劇なんだよ、静かに待たないと風組は悲しいよ。」と言われると、静かに観ていることができました。

初めて大勢の観客の前で演じた風組の子どもたち。
一人一人、精一杯演じ切りました。

劇が終わると衣装のまま、たてわり活動で一緒の仲間と集まりました。

劇の場面を再演する風組。

「おもしろかった!」「またみたい!」「本当に泣いてるみたいだった」と風組に感想を伝え、みんなでお弁当を食べました。

松谷 みよ子・文  瀬川 康男・絵
内容
「ちょうふくやまのやまんばが子どもうんだで、もちついてこう。ついてこねば、人も馬もみな食い殺すどお。」って、だれかが叫ぶ声がした。さあ、むらじゅうおおさわぎだ。(「BOOK」データベースより)
山下 明生・文 梶山 俊夫・絵
内容 
すみかの島をひっぱり、友達を探して海をさまよい歩いた鬼は、やしの実のようにやせ細り、南の島に流れ着きました。その島で、鬼はケンムンという友達をみつけ、やっと楽しい日を送り始めたのですが。(「BOOK」データベースより)