ありがとうの気持ちを込めて~風組の卒園を祝う会~

「風組の卒園を祝う会」当日。
鳥組(年中児)の子どもたちは朝早くから会場の準備に大忙し。

花組(年少児)と二日がかりで作った輪飾りが華やかに飾られ、贈る相手の顔を思い浮かべながら作ったプレゼントも装飾の一部として飾られました。
 

メダルの裏には贈る相手へのメッセージが
子どもたちが持ち寄った花が飾られています

最後に椅子を並べたら準備完了。いよいよ風組の入場です!
 

この日は気温が低く、着膨れスタイルの花・鳥組の子どもたちでしたが「自分たちが開く会なんだ」という自覚があるせいか寒さを気にする素振りもなく、風組の入場を真剣な表情で待っていました。

捻じり鉢巻き、法被姿で入場する風組の子どもたち

鳥組から風組へ贈る言葉

自分たちで考えた言葉を贈る鳥組の子どもたち

〇いつも花組と鳥組のお世話をしてくれてありがとう
〇花組と鳥組で力を合わせて輪飾りを作ったよ
〇もう少しで小学生になる風組にプレゼントを作ったよ
〇ランドセルに付ける飾りを作ったから付けてね
〇風組のことを思いながら似顔絵を描いたよ
〇風組が卒園したらぼくたちが幼稚園を綺麗にするから安心してね
〇新しい花組が来たら私たちがお世話をするからね
〇小学校に行っても風組のことを忘れないよ
〇鳥組と花組が花を集めて花束にしたよ
〇今から「ともだち讃歌」と「おひさまになりたい」の歌を歌います

子どもたちが持ち寄った花は先生の手で素敵な花束となって風組のリーダーたちに手渡されました

風組へのプレゼントとして鳥組が歌ったのは「おひさまになりたい」と「ともだち讃歌」。
続いて花組が歌ったのは手遊び歌「鬼のパンツ」と「にんげんていいな」でした。

風組を笑わせたい!と「鬼のパンツ」を歌う花組のこどもたち
風組の子どもたちにも笑顔がひろがります

花組の小林先生が「入園したばかりの花組の子どもたちに様々に関わってくれた風組のおかげでこんなに大きくなれました」と話をすると、風組の子どもたちはちょっぴりはにかみながらも嬉しそうに頷いていました。

先生たちからは「ねずみのすもう」の劇をプレゼントしました。

先生たちの名演技に子どもたちは釘付け!
お腹を抱えて笑いこける場面も沢山あり、いい思い出になったことでしょう。

風組から花組と鳥組に贈る言葉

 
〇「卒園を祝う会」を開いてくれてありがとう
〇花組、鳥組のために松の木を斜面に植えたよ。サザンカの花びらを刺したりして遊んでね。
〇風組みんなでカレーを作ったよ。後で一緒に食べようね。
〇新しい花組が入園してくるから優しくしてあげてね
〇鳥組は風組になったら「班の仕事」をしっかりやってね、頼んだよ
〇卒園しても私たちのことを忘れないでね
〇このあと「八丈島太鼓」と「萩太鼓」を叩くから聴いていてね

風組が太鼓の演奏を披露してくれました。
「いつか自分たちも叩けるようになりたい」そんな思いを強く持った花、鳥の子どもたちだったことでしょう。

八丈島太鼓
萩太鼓

花と鳥が作ったプレゼントは、たてわりのグループに分かれてから渡されました。

花組からメダルをかけてもらう風組
鳥組が描いた似顔絵を見せ合う風組

一人ひとりが渡す相手を思い浮かべながら作ったプレゼントだけに、受け取った風組の子どもたちの喜びは格別だったようです。

お昼には風組が前日から仕込んでいたカレーが振舞われました。
 

一緒にカレーを食べて一緒に遊んでいる子どもたちの姿に、繋がりの強さを感じます。
2学期から始まった「たてわり活動」。
風組の子どもたちはこの活動を通して、小さい子をいたわり心を配ることの大切さを学びました。そして小さい子に対して責任を持って行動することの重要性を理解したのではないかと思います。
また、花や鳥組の子どもたちは風組の対応一つひとつをしっかり見て学び、自分が風組になった時にどうあったらいいかを、体を通して学んだのではないかと思います。
人間って、優しさや細やかな配慮は自分が受けて初めて分かり、人に繋げていけるものなのです。
それだけに、子どもたちには沢山の温かな思いを経験させ、豊かな心を育てていきたいと思っています。

風の谷通信No.87、88(2018/3/7~3/8発行)より抜粋