この日、粘土で作った動物たちに色を塗っていきました。
動物が完成し、先日書いた設計図を元に畜舎を作っていきます。
作業が始まると色々な問題にぶつかります。
仲間同士作りたいもののイメージが共有できず、ひとり黙々と作業を進めてしまったり、考えを言葉に出せず何を作りたいのか、仲間が何を作っているのかが分からずにいることも。作業の分担が思うようにいかず、なかなか進まないグループもありました。
先生と子どもたちで何度も話し合いを重ね、何を作りたいのかどうしたいのかを伝え合うことが大事だということ、個人ではなくグループで作る動物園だという事を再認識していくことで、徐々に仲間同士が意見を出し合えるようになりました。
それから作業を手分けして行い、畜舎作りも起動に乗り始めました。
畜舎を作り終えたグループは畜舎の回りや柵、餌なども作り、最後は動物園にある施設などを作っていきました。
試行錯誤しながらの動物園作りもようやく完成です!
皆で作り上げる楽しさ、色々な問題に直面しても仲間と協力し合い、皆の考えを集結させることでより良いものが出来上がることを学んだ3週間。子どもたちにとって大きな成長の機会となったことでしょう。
自分たちの動物園作り1〜風組(年長児)の動物プロジェクト〜
2学期も折り返しを迎える頃、動物の取り組みが始まります。まず動物園見学遠足へ行き、各学年ごとに取り組みに合わせて動物の大きさや生態、えさや畜舎などを見ていきま…