羊のきんちゃん– 1年間のきんちゃんのお世話が実って –

風組(年長児)が鳥組(年中児)の頃、毎日一年間欠かさず世話をしたので風組が毛刈りをしたきんちゃんの毛を受け取ることができます。子どもたちはきんちゃんの毛を洗って、干して、染めて、そして丸めて「フエルトボール」を作ります。また冬にはお母さんと一緒に毛から糸を紡ぎ、その糸で織機を使ってポシェットを編みます。つまり、きんちゃんから『生き物を育てること』とはどういうものかを学び、毛からできた物は一生の宝物にもなり、また原材料がさまざまな最終成果物に姿を変えるまでの過程を体験できる、教材にもなるのです。