きんちゃんの毛で作った世界でひとつだけのポシェット

5月に刈り取った羊のきんちゃんの毛
その毛を、毛洗いし、染めてフェルトボールを作った風組(年長児)。
今度はその毛を使ってポシェットを編みます。

きんちゃんの毛のポシェットが編めるのは、1年間お世話をしてきた風組のみ。
このときをずっと楽しみに待っていました。

まずは毛を紡いで毛糸にしていきます。
事前にカーダーがけをし、ふさふさにしておいた毛を、お母さんと子どもが一緒に紡いでいきます。

次は何色にしようか?そんな話をしながら一緒に紡いでいきます。

お母さんと二人きりの特別な時間が流れます。

毛を紡いで毛糸が出来たら、次は織機で織ります。
きんちゃんの毛で紡いだ糸は切れやすく、太く、縦糸に通しにくいため、まず、市販の毛糸を使って織り方を習得し、慣れてから、きんちゃんの毛糸へと切り替えていきます。

織機に縦糸を張っていきます。

「縦糸はピンと張るんだよね、これぐらいかな」

縦糸が張れたら、織棒を上、下と順番に通します。

次に”シャトル”という棒を使って横糸を織り込んでいきます。
織棒とは反対に今度は下、上、下、上と通していきます。

「下、上、下、上」と間違えないように唱えながら慎重に作業する子ども。

毛糸が横糸全てに通ったら、織り棒でトントンと上から整えます。

「とん、とん」


毛糸で慣れたら、今度はお母さんと紡いだきんちゃんの毛を使って織機の一番上まで織ります。
これを2枚編んで、お母さんに2枚の左右を留めてもらいます。

そして最後に、三つ編みを自分で編んでポシェットの紐を作ります。

先生に本体と紐を結んでもらいます。
「お母さんと作った世界でたった1つのポシェットだよ。大切にしてね。」

こうしてようやくポシェットの出来上がりです。

卒園を目前に控え、またひとつ宝物が増えた子どもたち。
幼稚園での思い出も、夢も希望もたくさんポシェットに詰めて、いつも大切に持ち歩いています。

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