大切にしていること

教育理念

人間としての誇りを持って
しっかり生きていく
そんな力を持った子どもたちを育てたい

誇りを育てる3つの力

自分の手で自分の生活を維持する力

生活力

「自分でやるべきもの」として、衣服の着脱、食事、トイレの始末などの日常生活を維持するための基本的な力をつけることで、自信を積み上げていきます。

心を通い合わせる力

コミュニケーション力

相手に「どうしたの?」という関心を持ち、「こうしてあげよう!」と気持ちを汲んで行動に移す力です。支え合い、認め合える仲間がたくさんいることは、子どもたちにとって大きな安心感になります

解決方法を考える力

問題解決能力

問題にぶつかったとき、「できない」ではなく「どうすればできるんだろう?」と考えて挑戦を繰り返し、「できた!」という体験を積み重ねることで、子どもたちの自信を育てていきます。

大切にする4つの基本

体ごと遊ぶ

遊びを通してさまざまなことを吸収する子どもたち。仲間とのつながりや、仲間との協力し合う大切さなどを学びます。
体を思いっ切り動かすことで、体の発達とともに豊かな心も育まれていくのです。
額に汗を浮かべ、泥んこになって転がりながら遊びます。そのかたわらで花や草を摘み、虫を追いかける子ども達。童歌を歌いながらの、のどかで穏やかな遊び、木登りや崖すべり、林の中への探索。あやとりにコマ回し、缶ぽっくりに竹馬。鬼ごっこ、ラグビー。遊びを通して友達とつながり、仲間と遊ぶことで遊びが膨らみ楽しさが増大します。そして、遊びの世界を共有することで連帯感が育ち、また楽しく遊ぶために、人と折り合うことの必要性も学びます。遊びを通して養われる集中力、想像力、そして身体的発達。あらためて言うまでもなく、遊びの中で、子どもの人間性の基本部分が多様に育っていきます。

手を使う。

紙や粘土、木片などのいろいろな素材を使って作る風の谷幼稚園。そしてチャボの面倒をみたり、羊の世話をしたり、季節のさまざまな野菜を育てたり。そんな活動を通して、自分の手が物を作りだし、生きものを育て、そして植物を育てることができる手であると知ったとき、子供たちは自分の可能性を感じはじめます。それはやがて自信へと変わり、揺るぎない誇りが育まれていきます。

いっぱい歩く。

自分の活動圏は自分の足で広げるもの。道は自分の足で作り出すもの。 そんな意識を持たせようと考える「いっぱい歩く」活動。また歩くことは体力作りの基本でもあり、また自分の回りの環境と関わりながら、対象を意識し自発的にものに働きかけていくようになります。 歩くことは意思を形成していく上で重要な意味を持ち、さらに、歩いて目的の場所につくという行為は、すぐに結果が得られないということでもあり、行為と時間の関係を意識することになります。 そしてそれは持続力を育てることにもつながるのです。健康なからだとこころを育てるために、 幼児期はことのほか、歩くということを大事にしたいと考えています。

親も一緒に。

心優しく、素直で健康で、どんなことにもくじけないそんな子どもに育ってほしい。子どもを思う親の願いは、いつの時代も同じです。けれど、そんな願いもともすれば投げ出したくなるような現実。溢れる育児情報の中で、親として不安や戸惑いに振り回される毎日。そんな時、身近に考える方向を少しばかりアドバイスしてくれる人がいて、子育ての悩みを語り合え、共通する思いに共感しながら、少しでも親として成長していく自分を感じとれたら、どんなに子育てが楽しくなるだろうと思った事はありませんか?幼稚園と家庭、幼稚園と地域、子どもを取り巻く大人たちの連携があってこそ、子どもたちは安心して育っていけるのです。私たちは、幼稚園が子育ての水先案内人として、ちょっとばかり手助けをして、親と子が一緒に育っていける場所になったらいいなあと考えています。
サークル紹介

教育目標

よく食べて、
よく遊んで、
よく寝て、
そしてよく笑う子どもに

育てること

よく食べるためには、体を目いっぱい動かして遊ぶ生活 – お腹の空く生活 – が前提です。
意欲的に遊びの世界に没頭するためには、十分な睡眠。
よく寝るためには、心地よい疲労感と、満腹感。

というようにこの3つは、それぞれ関連して子どもの発達に意味を持ちます。
風の谷幼稚園では、誰にでも分かり、誰もが実践にうつせることを大事なこととして 教育目標に掲げています。
そして、笑いを通してつながり合う、そんな生活を作りたいと考えます。