幼稚園で飼育している羊のきんちゃん。今年も夏を迎える前に毛刈りが行われました。
中庭に集まった子どもたちを前に足が止まったきんちゃんでしたが、毎年毛刈りをしてくれる島田さんに、クルっとひっくり返されて、内ももからバリカンで毛を刈られていきました。
島田さんによると、きんちゃんの毛は「クリープ状」で、病気がなくとても良い状態だそうです。これは今の風組(年長児)が1年間、しっかりと世話をしてきたからこそだと話してくれました。
そして後日、風組による毛洗いも行われました。
たらいにお湯をいれ、押し洗いを繰り返します。
最初は1年間の汚れで真っ黒だったお湯も、繰り返すうちに白くなっていきました。
最後は浸け置き洗いをし、すすいで水気をきったものをデッキに広げて干しました。
きれいになった羊毛はこれから毛染めをして、フェルトボール作り、ポシェット作りへとすすんでいきます。