晴れて暑い日のことです。
色とりどりの笠帽子を被った鳥組(年中児)の子供たちが、幼稚園の方から歩いて来ます。
何が始まるのでしょう?
向かった先は畑。
育ててきた小松菜と二十日大根を、自分たちの手で収穫する日なのです。
円を書いて作った笠帽子を日よけに被り、畑に到着すると先生から抜き方の話を聞きます。
「大きく育ったねぇ、小松菜じゃなくて大松菜だ!」
葉を傷つけないよう丁寧に、でもどんどん抜いていく子どもたち。
カゴだけではなく、リヤカーもあっという間にいっぱいになりました。
収穫が終わった後は、雑草を抜いたり落ちた葉を集めたり、収穫後の畑を整えます。次の種まきのため「採って終わりじゃない、きれいにして終わりなんだ」という事を、しっかりと刻み込む子どもたちでした。
収穫された小松菜と二十日大根は、その日のうちに子どもたちが持ち帰りました。
そして真っ赤な二十日大根は・・・
次の日、子どもたちの絵になりました!