5月に行われた全園遠足。目的地の野津田公園では花組(年少児)、鳥組(年中児)、風組(年長児)に分かれてそれぞのルートで探検に向かいます。
鳥組は広い草原を抜け、高い木々が立つ森の中へ入っていきました。分かれ道で、どちらへ進むべきか悩む子どもたち。先生は落ちていた葉を手のひらに立たせ、「葉っぱが倒れた方向に進むのはどう?」と言い、葉の向きに従い進むことになりました。自分たちで進む道を決めることで、より一層探検にも力が入ります。
列になって歩いていると、一人が立ち止まり後ろが詰まってしまうという場面が時々あります。そんな時先生は「後ろにいる仲間のことを考えて、間をあけずに歩いてね。」と声をかけます。すると自分たちで「◯◯ちゃん、間あいてるよー!」と、仲間に教えてあげる様子が見られました。
子どもの腰丈ほどあるススキの葉が広がる場所では、「道がないね。だったらみんなで道をつくろう!」と、一列になって“道づくり”をすることになりました。先頭の先生が歩くだけでは雑草は完全には倒れず、起き上がってきます。しかし全員が通り終わる頃にはすっかり踏み固められ、立派な道が完成していました。
この探検では、自分たちの活動圏を自分の足で歩いて広げていきました。これは興味や冒険心をかきたて、目的を最後までやり通す力に繋がります。幼稚園外の自然に触れながら、様々な学びを得た子どもたちでした。
花組はじめての遠足
5月の連休が明けてすぐの日、全園児で町田市の野津田公園に遠足に出かけました。花組(年少児)、鳥組(年中児)は栗平駅に集合し、そこから大型バスに乗って移動します。花…