入園式の次の日から、風組(年長児)による花組(年少児)の至れり尽くせりのお世話が始まりました。
風組の子どもたちは、自分たちが花組になったばかりの頃、その頃の風組が一緒に絵を描いたり、靴を履くのを手伝ってくれたり、涙を拭いてくれたり、お母さんと離れて不安な気持ちの自分たちに寄り添ってくれた事を覚えています。花組にとっては”優しくされる体験”をする事で、優しさとはどんな事かを知る機会になります。風組にとっても、泣いている子がどうすれば泣き止むのか、相手にどう対応すれば良いのかを学ぶいい機会になっています。
入園式の前日から色々と準備を進めてきた風組。この日も早く登園してうさぎのえさを集めたり、時間になると花組の教室で待って上靴を履く手伝いをしていました。


絵本を読んであげたり、泣いている子には皆で集まって色々やってみます。


数日間で泣く子が減ってきた花組。子どもたちが受けた優しさは、その子の中の基準となり、成長してからも受け継がれていくことでしょう。


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