風組リーダー決め~1回目~

風組(年長児)になると自分の所属するグループ(班と呼ぶ)の整列や行事の決定(何をどうするか)は子どもたちで話し合って決める方式をとり入れています。そしてその時グループをリードする人をリーダーと呼んでいます。

まず最初はリーダーのイメージを共通して持てるように各々が思い浮かべるリーダー像を出し合うところからスタートします。その中で‘‘自分の気持ちを相手に伝えられる人‘‘、‘‘困っている仲間を助けられる人‘‘などなど具体的にイメージが膨らんでいきます。

おおよそ共通のイメージが持てたところでいよいよ班(グループ)ごとの話し合いになります。

子どもたちが思うリーダー像。

最初にリーダーをやりたい人が挙手をしてどのようなリーダーになりたいのかを伝えました。
それを聞いて仲間は立候補した人のいいところや、直した方がいいところを伝えていきました。
直したほうがいいところを言われた子はその意見を飲み込むのに時間がかかっていましたが、先生から「直せばリーダーになれるんだから。」と声をかけられると最終的には納得して次はリーダーになれるようにもっとよくしていこうと決めた様子でした。

また別の班では仲間からリーダーになることを推薦されるものの踏み切れない子がいました。「人前で話をするときに緊張してしまって声が小さくなってしまうし、私は二学期にリーダーをやりたいと思っているから。」そこで先生は「二学期にリーダーをやりたいことをみんなに伝えて、今日一日だけお試しリーダーやってみたら?」と声をかけました。その子は提案を受け入れ仮のリーダーとして一日活動した結果、不安が和らぎ最終的にリーダーをやることに決めました。

初めてのリーダー決めは、頭の中にリーダー像があるものの、 ‘‘リーダーって何をするんだろう‘‘と様子をうかがっている子、仲良しの子にリーダーをやってもらいたい子など、子どもたちの様々な様子が見られました。

無事に決まった4人のリーダーは天野先生のところへ行き「この4人がリーダーです。」と宣言していました。

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