夏休みも終わりに近づいたこの日、風組(年長児)の子どもたちは三浦市にある三戸浜海岸へ遠足に出掛けました。
三戸浜へ行くのは6月の遠足に続いて2回目です。
1回目の遠足で磯遊びの楽しさを思う存分味わった子どもたちは、今回の遠足をとても楽しみにしていました。
バスが到着すると目の前には子どもたちの背丈よりも高く茂った草の道が続いています。
さあ、冒険の始まりです!
途中まで下りてくると、「あ!海の匂いがする!」と子どもたち。
日焼け止めを塗って…
ライフジャケットを着たら…
行動開始!
まずは磯遊び。二手に分かれて潮だまりにいる魚を追い込みます。
2回目ということもあり、どんな場所に魚や貝がいるのか知っている子どもたち。
「ヤドカリみっけ!」「あ!カニがいたー!」
バケツはあっという間に海の生き物でいっぱいです。
今回の遠足で子どもたちが一番楽しみにしていたのはカヌー。
始めにライフジャケットを着て泳ぐ方法を学びます。
前回は波打ち際で遊んだ子どもたちですが、実際に海の中に入って泳ぐのは初めて!
緊張で少し表情が硬い子もいましたが、水の中でぷかぷか浮いているうちに自然と笑みがこぼれます。
ライフジャケットを着て水に入る時は体が前に倒れないよう立ち泳ぎをします。
「手は犬かき、足は自転車を漕ぐんだよ」と先生。
立ち泳ぎをマスターしたところでいよいよカヌーに乗ります。
カヌーは滑るように海の上をはしり、沖に向かってぐんぐん進んでいきます。
波と海風のパワーを全身で感じた子どもたち。
「もっと乗っていたい!」「もう一回!」と大喜びでした。
順番を待っている間も、寄せては返す波に「きゃーきゃー!」と大はしゃぎの子どもたち。
合間のおやつタイム
エネルギーチャージしたら、ちょっと遠くの岩場まで足を延ばし…
潮だまりにできた「足湯」につかってみたり。
子どもたちが夢中で遊んでいる間、浜では天野先生が大きな寸胴鍋でお味噌汁を作っていました。
思いっきり体を動かして遊んだ子どもたち。お腹はぺこぺこです。
お弁当とお味噌汁をペロッと平らげました。
「美味し~い!」「おかわりしたい!」
海を眺めながら食べるお味噌汁の味は格別だったことでしょう。
最後は家族へのお土産に貝殻やシーグラスを集め、大満足で海を後にした子どもたちでした。