春の暖かさを感じる今日。園周辺は、色とりどりの花に囲まれています。
子どもたちの門出にふさわしい卒園式日和となりました。
会場は在園のお母さんたちの手で作られた装飾で華やいでいます。
風組(年長児)は、思い出の写真が飾られた玄関ギャラリーを通って、教室へ向かいます。
教室では先生が一人ひとりと言葉を交わしながら、コサージュをつけてくれました。
様子を見に来た鳥組(年中児)。子どもたちは黙ったまま、どことなく寂しそうな表情を浮かべていました。
卒園式を終え、卒園証書を手に教室へ戻る子どもたちの顔は、晴れやかで凛とした表情に見えました。
「風の谷はあなた達のふるさと。いつでも遊びにおいでね。
困ったことがあったら、辛いことがあったら風の谷に深呼吸をしに帰っておいで。
お腹がすいたら、美味しいものを作ってあげるから。元気が出る美味しいものを
作ってあげるからね。」 (風の谷通信No.93より抜粋)
戻れる場所があるから飛び立てる。
誇りを持ってしっかり生きて行く。そんな力を体に秘めて、子どもたちは巣立っていきました。