二学期に入り、「どうぶつ」の取り組みが始まっています。野生動物やペットなど、様々な環境で生きている動物たち。その中で、人間と一緒に仕事をしている警察犬を見学しました。
挨拶を終えると、早速訓練の様子を見せてくれました。犬の驚異的な嗅覚で、匂いを嗅ぎ分ける訓練です。
5人の子どもたちに出てきてもらい、一人ひとりの匂いを別々の布に付けていきます。手のひらにサッと布で撫でるだけです。今回は、奥から2番目の子の匂いを当ててもらうことにしました。
先生から「当たるかな?」という質問に、子どもたちは「当たらないと思う。だって、さっき虫除けスプレーをしたからその匂いでわからないんじゃないかな。」
果たして結果は・・・
子どもたちから、拍手喝采がわき起こります。
次は服従訓練です。犬に命令や指示を出し、その通りの動作や行動をさせます。
その後も、「ヤメ」の指示があるまでじっと待っていました。
次は、警戒訓練です。犯人に対してひるまず噛み付いて離さない、また犯人を見つけたら逃げないように威嚇して吠え続けます。
最後に子どもたちからたくさんの質問がありました。
Q. 警察猫はいますか?
A. 今のところいないそうです。
Q. なぜ鼻や耳がいいの?
A. 目が余り良くないため、他のところが発達したそうです。
Q. 家で飼っている犬でも、同じようなことできますか?
A. 訓練すればできるかもしれません。
など、子どもたちは興味津々でした。
帰り道、先生が「止まれ!」と言うと全員ピタッと止まり、「進め!」と言うとみんなで歩き出しました。気分はすっかり警察犬になりきっていたのでした。