2学期、風組(年長児)は『のりもの』への興味関心を育てる活動の一環として、アメリカントラックを木材で作ります。花組(年少児)でくるま、鳥組(年中児)で箱電車を自分の手で作り出し、様々な技術を獲得してきた風組。木工作の集大成として、大きなアメリカントラック作りに挑みました。
始めに先生から、アメリカントラックは広大なアメリカ大陸を走るとても大きなトラックだと説明を聞き、イメージを膨らませます。
今回は板から自分でトラックの荷台になるパーツを測り、切り出していきます。
のこぎりの使い方を先生が説明します。刃物の取り扱いは先生が丁寧に緊張感を持ちながら伝えるので、子どもたちは皆真剣な顔で説明を聞きます。
パーツが揃ったら、釘打ちです。
花組、鳥組と釘打ちを沢山経験している子どもたちは、黙々と自分の作業に集中します。
釘打ちを通して“上手くいかなければ何度でも釘抜きを使ってやり直せばいい”事を経験してきました。そして、こういった経験の積み重ねから、“解決方法を考える力”が子どもたちに培われてきたのです。
(2)につづく