風の谷幼稚園では毎年、年中児と年長児が畑で大根を作ります。
9月に種をまいた大根は、草むしり、虫取り、間引きなど、子どもたちの手によって丹念に育てられ、立派な大根に成長しました。
いよいよ収穫です!
まずは先生から大根の抜き方、持ち方を教わります。
子どもたちが育てた大根は全部で3種類。
青首大根→聖護院大根→大蔵大根の順番で収穫していきます。
散歩をしていた花組(年少児)が、収穫の様子を見に来ました。
「これは聖護院大根。大きいでしょ!」と獲れたばかりの大根を見せ、品種や抜き方を教える風組(年長児)の子どもたち。
大根を全て抜き終わると、次の大仕事が待っています。
まずは風組が畑から幼稚園まで大根を運び…
園の入口で鳥組(年中児)にバトンタッチ。
鳥組の子どもたちが幼稚園の中まで運び入れます。
風組から託された大根を大事に運ぶ鳥組の子どもたち。
何往復もして、ようやく全ての大根を運び終えると調理室から良い匂いが漂ってきました。
天野先生と役員のお母さんたちが、獲れたての大根で大根料理を作ってくれていたのです。
「ほっぺが落ちるくらい美味しい!」
お代わりが続出するほどの食べっぷりでした。
収穫した大根は風組が一人5本、鳥組は4本、花組はお手伝いをしたので2本ずつ持ち帰りました。
家でも大根尽くしの夕飯だったことでしょう。
残った大根は漬物にしました。この漬物は年が明けてから食べ始めます。
次の日、子どもたちが大根の絵を描きました。