風組(年長児)の木工作は、花組(年少児)、鳥組(年中児)で培ってきた技術を更に高めます。自分たちで木を切るところから始めます。
測りだしは先生が準備した定規を木にあてて、先端になる三角の部分の印をつけます。
印をつけたら切っていきます。万力を使ってしっかりと押さえ、二人一組で慎重に進めます。のこぎりを使うのは2回目の子どもたちですが、緊張した面持ちでゆっくり、しっかり引きます。
切り出しが終わるとやすりがけをします。工程の色々な場面で、早く終わった子が終わっていない子の分を手伝っていました。
釘打ちは何度もやってきた事もあり、どんどん進めていきます。
三角の形の木片は斜めに釘を打つことになりますが、難しい事にも挑戦していきます。
手を金づちで打ってしまう子もいますが、泣く子はいません。
自分の手で作った舟をうかべて水遊びを楽しむ子どもたちでした。
22. のこぎりで広がる5歳児の可能性
画用紙1枚からの箱作り。「えっ! これで?」とたじろいだ子どもたちでしたが、すぐに「はさみが必要」「セロテープも」の声があがりました。「必要な物は開き戸から出…