風組(年長児)は、例年ですと終業式が済んだあと長野県の菅平に出かけていました。
そこで子どもたちは、日常生活とは異なった場所で、家族と離れて仲間と一緒に寝食を共にしながら、大自然の中で3泊4日の生活を過ごしたのです。
冷たくて綺麗な川での水遊び、広い草原に寝そべって高い空を眺め、自然との一体感を感じていたのです。
そしてそこで感じたこと、様子などを自分たちで作ったはがきに書き、現地から家族に手紙を出しました。
今年度もコロナウイルス感染症の様々な問題により菅平には行かれないものの、はがき作りの体験はさせたいと風組の活動に取り入れました。
先生は、今からやることを順序立てて子どもたちに話します。
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まずはその牛乳パックの表面と中側に貼ってあるポリエチレンを剥がします。
(※ポリエチレンとは牛乳パックの表と裏のつるつるした部分でプラスチックの材質です)
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表と裏、全て剥がし終えたら、残った紙の部分を細かく切ります。
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それから細かく切った(牛乳パックの)紙に水を入れてミキサーにかけます。
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粉々になったところに、さらに水とのりを加えます。
その後”すき枠”という、水に溶けた紙の繊維をすくい、脱水するためのメッシュ網を貼った木枠に流し入れます。
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そして、クッキングペーパーを上にかぶせてから、押し板でぎゅっと押して水をしっかり切ります。
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上に板を乗せ、ゆっくりとクッキングペーパーを剥がしていきます。
「少し形が変になったと思っても、木工作と同じで何度でもやり直せばいいんだよ。」と声をかけていた先生。
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僕のハガキが出来たー!と嬉しそうな子どもたち。
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最後はデッキで乾かして出来上がり。
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貴重な体験をした子どもたち。
子どもたちはまたひとつ、自分たちの手でものが創り出せる喜びを知った様子です。
自分で作った”特別なはがき”は、誰にどんな思いを綴るのでしょう。
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