花組の消防署見学~仲間同士支え合いながら自分の足でしっかりと歩く~

まだ暑い日が続く9月、花組(年少児)は、栗木台にある消防署の見学に出かけました。

救急車や消防車を間近で見ることが出来るとあって、朝から子どもたちは張り切っています。先生のかけ声に、すぐに集まる花組の子どもたちです。
一学期の間、花組は幼稚園周辺の散歩によく出かけ、動きも速くスムーズに準備が進みます。

二列で隣の子としっかりと手を繋ぎ、道の端を歩きます。5月の全園遠足の頃は、前との間がだいぶ開いてしまったりしていた子もいましたが、子どもたち同士お互いに声を掛け合いながら、進んで行きます。

途中「間が開いちゃってるよ。」とお互いに声を掛け合いながら進みます。

周囲は、柿や栗の実がなっていて、秋の気配がいっぱいです。

「おいしそうな柿だね!」
「栗はもう少しだね!」

消防署までの20分ほどの道のりには、坂道や階段、車の通る大きな道もありましたが、途中疲れて泣く子もおらず、休む事もなく先生の後を自分たちの足でしっかりと歩く花組でした。

到着すると、消防署の方たちが、早速消防車を車庫から出してくれました。

救急車も車庫に停まっていました。「わぁ、救急車だ!」

救急車の中には病人やけが人を運ぶストレッチャーやモニターがあり、病院へ運ぶまでの間の状態を確認しながら運ぶ事が出来ると説明を受けました。

「救急車を呼ぶときは119と電話するんだよ。

消防車には火災の時に出動するため、水をくみ上げるポンプやホースが備わっていました。
また、火災現場は近づくと危険なため、立ち入り禁止のテープなども積んでいて、このテープが貼ってある場合は、それ以上先へ行かないようにしましょうと教えてもらいました。

「立ち入り禁止と書いてあるんだよ!」

救急車、消防車それぞれのサイレンも鳴らしてくださりその違いも学び、最後は消防署式の敬礼をして見学を終えました。

この日は、暑かった事もあり、水分をしっかりと補給して、元来た道を幼稚園へと戻ります。途中後ろの方で、救急車のサイレンがなり、救急車が出動して行く姿を見ることもできました。

幼稚園への帰り道はほとんど上り坂です。「帰ったらお弁当の時間だから頑張ろう!」などとお互いに励まし合いながら歩きます。途中、仲間が転びましたが、そのときはすぐに「血が出てない?大丈夫だよ!」と駆け寄って声をかけ、転んだ子も泣くことはなくすぐに立ち上がって歩き出します。仲間と支え合うことも学んできた花組です。これからもたくましく成長していくことでしょう。

見学会予約・問い合わせ先
風の谷幼稚園
お電話: 044-986-5515
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