6月中旬。じゃがいも掘りが行われました。
風の谷幼稚園のじゃがいも掘りは、
・掘りたいだけ掘っていい
・掘ったじゃがいもは自分で持ち帰る
・重さに耐えられず数を減らしたい場合、そのじゃがいもは先生のもの
というルールがあります。
今年は例年よりも土が硬く、手で掘るのは一苦労でしたが、子どもたちは楽しみながら次々に掘っていきます。
花組(年少児)は、初めてのじゃがいも掘り。掘れる度に、「先生見て!」と嬉しそうに見せていました。鳥組(年中児)は去年の経験がある為、自分でどんどんと掘り進めていきます。仲間と掘れたじゃがいもを見せ合ったり、袋に入れたじゃがいもを数えたりする姿がありました。
最後のじゃがいも掘りとなる風組(年長児)。
「いとこにあげるんだ。」「私はおばちゃんに!」と、家族以外にも分けてあげたいという気持ちや、「鳥組の時よりも多く掘る!100個掘る!」「花組と手を繋いで歩くから、僕は少なめでいいんだ。」といった目標を持ちながら、それぞれがじゃがいもと向き合います。
畑を出発する前、天野先生が風組に声をかけました。
「花組は初めてのじゃがいも掘りでしょ。ちゃんと幼稚園に帰れるように、風組に連れて帰ってほしいの。頼むね。」
子どもたちからは「うん!」と、頼もしい返事が返ってきました。
風組の中には、背負ったリュックの重みによろけて転ぶ子も何人もいました。それでも「花組を連れて帰らなくちゃ!待たせないようにしなくちゃ!」と、すぐに立ち上がろうとします。そして花組の両手を握り、「一緒に行くから大丈夫だよ。」と声をかけて励ましていました。
【じゃがいも掘り②】へ続く
雨の日のじゃがいも掘り
毎年恒例のじゃがいも掘り。前日から雨が降り続いていましたが、子どもたちが登園する頃には雨は上がりました。先生の「雨が止んだからじゃがいも掘りに行くよー!」の…