予定していた日に雨が降ったため、一日ずらしてじゃがいも掘りを行いました。
幼稚園から1km程離れた畑まで歩きます。風組(年長児)は最初に出発、到着してすぐに掘り始めました。今年でじゃがいも掘りは最後になる子どもたち、先生の説明を受けてからどんどんと掘り進めていきます。家族の為に沢山持って帰りたいと袋いっぱいにつめて、大人が持ち上げるのも大変な程です。中にはリュックが閉まらない子もいました。




次に到着したのは鳥組(年中児)です。先生から掘り方の説明を聞くうちに、花組(年少児)時代のことを思い出したようでした。掘りたいだけ掘って持てるだけ持って帰っていいことは分かってはいるものの、どのくらいの量にするかを思案しているようでした。


最後に到着した花組は、初めてのじゃがいも掘りです。土の中の収穫前のじゃがいもを見るのが初めての子どももいます。”まず茎を抜いて後ろに置いてから手をブルドーザーみたいにして掘るんだよ”と丁寧に先生がやって見せて説明します。じゃがいもが顔を出すと嬉しそうな表情を見せていました。


掘り終わった後は芋を背負って幼稚園まで歩いて帰りますが、苦しい道のりです。この日は気温も高めで、背負ったじゃがいもの重さがより一層感じられるのか、”重いよー”と口にしながらまずは鳥組が歩き始めました。


次は風組と花組が一緒に出発します。風組はふらついてしまうくらいの重たいリュックを背負っていますが、しっかりと花組の手を握り、”自分たちが連れて帰るんだ”と責任感を持って前を向き歩き始める姿は、5歳児とは思えない程のたくましさでした。




つづく