雨のぱらつく中、元気な足取りで尾根道を歩いて到着したジャガイモ畑
「こんなに大きなじゃがいもだよ」
「ちいさいのもあったよ」
掘れる量は決められていない。
それぞれが持ち帰りたい分を掘る子ども達。
お父さん、お母さんの分、家族みんなの分も掘らなくちゃと
張り切ってビニール袋にたくさん入れられたじゃがいも。
ずるずるずる。
じゃがいもの入ったビニール袋を引きずりながら
自分のリュックサックまでなんとか移動する。
リュックサックに詰め込み、仲間や先生に助けられつつ立ちあがる。
一瞬よろりとしながらも、ぐっと足に力を入れて踏ん張り前へ進む。
背負われたリュックは見るからに重そう。
中には10kgを超える量を持ち帰る子どももいる。
立ちあがるのもやっとという風組(年長)だが、
その重さを背負いながらも花組(年少)の手をつなぎ、歩く風組。
1.5km離れた園を目指し、いざ出発。
風の谷流芋掘り
子どもの心がどう動き、どう変化するか。“誰かのために”という気持ちが原動力になる。 風の谷幼稚園では春の「じゃがいも堀り」秋の「さつまいも掘り」と年に2回行われ…
9. 受験なんて「いも堀り」よりは簡単だ
「このお芋を幼稚園まで自分で背負って帰るんだよ!」と背負わせてみると、芋が持ち上がらず、立てません。しばらく考え、小さな芋をいくつか選び減らしていました。す…