尾根道を歩いて河津桜を観に行こう~2歳児保育たんぽぽの活動より~

2月の最終週の2歳児保育『たんぽぽ』は、尾根道の入り口に集合し、片道およそ45分、真光寺公園の途中の河津桜が咲く広場まで親子で歩きます。
毎年、年度末には尾根道を歩いて真光寺公園に行きます。この道は、往復およそ5㎞の林道で、突出した木の根っこがあったり、高低差もいろいろです。

近くの畑の桃の花は春の訪れを知らせてくれています。

この日は天候にも恵まれ、歩き始めると、真っ白い富士山の雄大な景色が親子を迎えます。

お母さんは、むき出しになった木の根っこに気を付けながら歩く子どもの手を握り、声をかけながら、一緒に歩いていきます。

お母さんとつないでいる手を離す子どもはいません。

途中、枯れている木を伐採中の場所があり、ドサッっと大きな音を立てて木が倒れる様子を見ることができました。

太くて大きな木が切り倒される様子に「わー!」と声が上がります。
「小さなどんぐりを見つけたよ、あげるね。」

階段や、上り坂、下り坂があり、足元は不安定ですが、先生がのかけ声に合わせて親子で一生懸命歩きます。途中、休憩では水分を取って、お母さんに一度抱きしめてもらい、子どもたちの足取りも自然と軽くなりました。

篠竹の林を抜けると、高台から満開の河津桜が見えました。

満開の河津桜の下では、近所の牧場のポニーが散歩していました。

「さぁ、桜を見ながらおにぎりを食べよう!」と先生が親子に声を掛けます。


沢山歩いたのでお腹も空き、おにぎりはすぐに食べ終わってしまいました。

暖かな陽気に、思わずレジャーシートの上で寝転ぶ子どももいました。
春の心地よさを体全体で感じます。

ゆっくりとした後は、同じ道を再び歩いて戻ります。

「根っこがいっぱいのところまで戻ってきた!」

一年間、2歳の子どもと母親で手をつなぎ、自然の中をたくさん歩いて心を通わせる大切な時間を過ごしてきました。この次は、真光寺公園までの道のりを歩きます。春は目前です。

見学会予約・問い合わせ先
風の谷幼稚園
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