まだ夏の暑さの残るこの日、緑の会が中心となり秋の風物詩である『落語の会』を開催しました。
15回目を迎えた今回、芸を披露してくださったのは、三笑亭夢丸さん、鏡味味千代さん、稲葉千秋さんです。緑の会の趣旨に賛同していただき、風の谷の高座(舞台)に上がってくださいました。
- 一席目 寄席囃子
- 稲葉千秋さん 三笑亭夢丸さん 鏡味味千代さん
- 二席目 落語の基本~他行
- 三笑亭夢丸さん
- 三席目 太神楽曲芸
- 鏡味味千代さん
- 四席目 生徒の作文~四人癖
- 三笑亭夢丸さん
一席目は、寄席囃子教室が行われました。有名な噺家さんの出囃子や子どもたちの馴染みのある曲も披露してくださいました。
二席目は、三笑亭夢丸さんが落語に欠かせない小道具の使い方、声の出し方を披露してくださり、子どもも大人も夢丸さんの扇子、手拭い使いに魅了させられていました。
三席目は、鏡味味千代さんによる太神楽曲芸を披露していただきました。長竿の上へ板や茶碗を左右に積み上げていく「五階茶碗」は観ているものをハラハラドキドキ、技がきまると場内からは大きな拍手と歓声が沸き上がりました。
四席目は、三笑亭夢丸さんによる「生徒の作文」と「四人癖」。生徒の作文は子どもも大人も大笑いし、四人癖では夢丸さんの表情や表現に幾度となく笑いが起こり会場全体が笑いの渦に巻き込まれ、拍手と笑い声が鳴りやみませんでした。
子どもも大人も世代を超えて「伝統芸」の「技」の世界に引き込まれ、たくさんの笑い声が秋晴れの空に響き、身も心も大満足する貴重な時間になりました。
お母さんたちの手による季節感溢れる装飾 | 子どもも参加しての寄席囃子教室 | 三笑亭夢丸さん |
鏡味味千代さん | 四人癖の一幕 | 園児による花束贈呈 |