涼風が心地よいこの日、緑の会が中心となり秋の風物詩である『落語の会』が行われました。
14回目を迎えた今年、芸を披露してくださったのは、桃月庵白酒さん、のだゆきさんです。
お二人とも、緑の会の趣旨に賛同していただき、風の谷の高座(舞台)に上がってくださいました。
- 一席目 桃月庵白酒さん
- 落語の基本 古典「子ほめ」
- 二席目 のだゆきさん
- 音楽パフォーマンス
- 三席目 桃月庵白酒さん
- サルの小咄 古典「金明竹」
一席目は、桃月庵白酒さんが落語とはどのような芸であるか、笑いを交えながら楽しくお話してくださいました。
落語の「掛け合い」をわかりやすく解説するため、園児二人が舞台に上がり、八っつぁんとご隠居にわかれて掛け合いに挑戦しました。そのあとに白酒さんが、八っつぁん、ご隠居の掛け合いで始まる「子ほめ」演じてくださると、落語が初めての子どもたちまで、夢中で古典に聴き入っていました。
二席目は、のだゆきさんによるピアニカやリコーダーを使った音楽パフォーマンス。身近な音や様々な曲を、
ユニークなトークと思いもよらぬ演奏方法で披露してくださり、場内から大きな拍手と笑い声が沸き上がりました。
三席目は、桃月庵白酒さんによる「サルの小咄」と「金明竹」。小咄は、大人も子どももお腹を抱えて大笑いしました。続く「金明竹」では、その早台詞に感嘆し、登場人物のやりとりにみんな涙がでるほど笑いました。
子どもから大人まで、世代を超えて伝統芸や演芸を堪能し、寄席の素晴らしさを身をもって体験することができました。コスモスが揺れる園内に、絶えず笑い声が響き渡る、のどかで楽しい一日となりました。
お母さんたちの手による季節感溢れる装飾が会場を飾ります | 会場に続々と観客が集まります | わかりやすく落語の世界を解説して下さいました |
2本のリコーダーを同時に演奏 !! | 「金明竹」 与太郎のやりとりに大笑い! | 園児による花束贈呈 |