16日、58名の子どもたちが園を旅立って行きました。3年前入園した時はまだ小さく、お母さんがいいと泣いていたのに、この日たくさんの花で飾られた舞台に立つ子どもたちは、誇らしげな顔で胸を張る立派な『風っ子』
たくさん遊んだ、いっぱい食べた、みんなで歩いた。涙?ないない!だってずっと仲間だから。いつでもここで会えるから。だから鳥組、後は任せたよ。花組、新しい花組をよろしくね。
よく泣いてた顔は晴れやかな笑顔に、おぼつかなかった足元は自信に満ちた足取りに。3年間でたくましく成長した子どもたちは、この日風の谷幼稚園を卒園しました。
卒園の1週間前に催された「卒園を祝う会」。鳥組花組が飾ってくれた舞台の上、風組は取り組んできた太鼓をみんなに贈りました。その勇姿、しっかり焼きついた事でしょう。
卒園式翌日、誰もいない風組の教室を見に行った鳥組花組。「誰もいないねぇ」「お花だけだねぇ」そうつぶやきながら、本当に風組がいないと実感します。そんな『寂しい』という気持ちと共に『今度は自分たちが!』という気持ちも育ちます。