桃の花が咲き、桜のつぼみも膨らみ始めた3月初旬、卒園を祝う会が開かれました。
花組(年少児)、鳥組(年中児)の子どもたちにとっては遊んでくれた、教えてくれた、優しくしてくれた風組(年長児)への『ありがとう』の気持ちでいっぱいでした。
飾り付けを終え、いよいよ風組を迎えます。
全員で歌を歌った後は、鳥組からは代表で6人の子どもが風組へ感謝の気持ちを伝えました。
・こまの勝負をしてくれてありがとう
・たてわりでいろいろ遊んでくれてありがとう
・あやとりを教えてくれてありがとう
・劇をみせてくれてありがとう
・砂場の道具を洗ってくれてありがとう
・図書室の絵本を整理してくれてありがとう
先生たちからも劇がプレゼントされた後は、風組が「八丈島太鼓」と「萩太鼓」の演奏を披露してくれました。
“どんどんどどーん”
花組鳥組は、太鼓を叩く風組の逞しい姿に見入っていました。
この日のお昼は、風組が前日から仕込んでいたカレーが振舞われました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年はできていなかった活動でもあります。
寂しいという気持ちと共に、風組としての責任感のある行動や最後の最後まで花組・鳥組の為にしてくれた優しさを『次は自分たちも』としっかり受け止めたことでしょう。