近年、和式のトイレ自体が少なくなり、膝を深く曲げてお尻を突き出したような格好で排泄をすることも少なくなりました。しかし、和式トイレしかない場所や災害時、緊急時など、和式形式での排泄が必要になる場面もあることでしょう。
ある日、天野先生は和式のトイレにしゃがめない子どもを目にし、「これは教えなければ!」と急きょ大根畑の草むしりとして、鳥組(年中児)の子どもたちを畑に連れ出しました。

沢山の雑草を抜く作業が一段落したあと、先生が急に「みんな、外で急にうんちしたくなっちゃったらどうする??」と声をかけます。

先生「どうやって?ちょっとやってみて。」

子どもたちに、実際にしゃがんでみるように促します。
「ボトン、ブリブリ!」先生の言葉にみんな面白がって大笑いしながら、しゃがみこみます。

20秒ほど数えますが、中には膝が広げられない子、途中でおしりが穴の中についてしまう子も数人いました。

うんちがおしりや脚についちゃうよ。」

畑からの帰り道、あちこちの溝をトイレに見立てては、またいでしゃがんでみたりして、大笑いして楽しみながら園に戻りました。

和式トイレしかなくて困ったときの方法を学んだ子どもたち。自然の中や災害でトイレがないときなど、どこへ行っても困らない力を身に付け成長してくことでしょう。