朝から降っていた雨がやむと、子どもたちが水筒を提げて集まってきました。
園を出発し、
尾根道を通り、向かった先は…
木々が色づき始めた真光寺公園です。
人気のない静かな公園に、子どもたちの笑い声が聞こえてきました。
一番最初に到着したのは風組(年長児)の子どもたち。
赤や黄色に染まった景色に歓声があがります。
次にやってきたのは鳥組(年中児)です。
先に到着していた風組の姿を見つけ「おーーい!」「やっほーーーー!!」
花組(年少児)が到着するまでの間、ロンドン橋をしたり
だるまさんが転んだをしたり
丘を駆け上ったり下りたりして遊ぶ子どもたち。
花組が到着し、集会が始まると再び雨がポツポツ…
晴れますようにと願いを込めながら「あの青い空のように」を歌い、みんなで大きな輪になりフォークダンスを踊ります。
しかし雨は一向にやむ気配がなく、雨足は強くなるばかり。
残念ながらここで引き返すことになりました。
天野先生が「風組の人、花組を頼むよ」と言うと、頷く風組の子どもたち。
雨の中、手をつなぎ幼稚園まで連れて帰ってくれた風組の優しさ、頼もしさは、きっと花組の子どもたちの心にも残ったことでしょう。
幼稚園に戻り、花組は風組と一緒にお弁当を食べました。
雨には降られましたが、たくさん歩き、秋を感じた遠足でした。