4月から紙工作に取り組んできた鳥組(年中児)の子どもたち。
切り紙に始まり、円盤・二重円盤、傘帽子に空き箱を使ったカメラやトラックと、道具の役割を知り、使い方を学び、仲間同士で教え合いながら作りあげてきました。今回これらの経験で培った技術を生かし、花組(年少児)を招いてお店屋さんを開くことにしました。
早速、花組を誘いに行きます。
教室に戻り、準備に取り掛かります。机を運んだあとは、出来上がった品物を一つ一つ大切に運びます。
準備が整ったところで花組がやって来ました。先生がどんなお店があるかを紹介し、いよいよお店屋さんの開店です!
大人気なのは、お花屋さんケーキ屋さん、カメラ屋さんです。目当てのお店に一目散に並びます。
他のお店も負けてはいられません。「いらっしゃいませ~!」「円盤屋さんです!飛ばして遊びます!良く飛ぶまん丸の円盤ですよ~!」最初は小さな声で、何と声をかけようか戸惑っていた子も、大きな声で呼び込みをはじめます。
腕時計屋さんでは、買ってくれた花組につけてあげます。「少し大きいのでこっちの方がいいですよ!」と小さい時計に付け替えてあげる様子も。
欲しいものを聞く人、お金にしている王冠を受けとる人、品物を袋に入れて渡す人、と役割を決めている店もあれば、一度声をかけたお客さんは最後まで、と担当を決めている店も。
花組全員の買い物が終わりましたが、まだまだ品物があります。
「風組(年長児)も誘ってみようか!」先生の提案に「やったー!そうしよう!」と大喜びの子どもたち。
風組に人気だったのは、遊び方を良く知っている円盤・二重円盤。あっという間に行列ができました。
仲間と知恵を出し合い、何日もかけて準備した品物たちは、見事完売!ばんざいをして喜ぶ子どもたちです。
最後はみんなで片づけ。鳥組のお店屋さんは、大盛況のうちに終了しました。