今の時代、パソコン・スマートフォンなどの通信機器を利用したゲームや遊びが主流になっています。しかし、風の谷幼稚園は昭和の時代へタイムスリップし、昔ながらの「お正月あそび」を子どもたちに伝えていきます。
畳や絨毯を敷いて、膝を突き合わせて遊ぶ、通称「遊びの部屋」。昼食後に子どもたちが続々と集まってきました。
部屋へ入ると「あそび」が用意されていて、子どもたちは自分のやりたい場所へ行きます。
昔ながらの遊びは、年齢を超えて顔を見ながら楽しさを共有できます。「遊びの部屋」はしばらくの間、子どもたちの話し声や笑い声で、とても賑やかになりそうです。
12.5. 年末年始は家庭で心を育てる
本連載「風の谷幼稚園 3歳から心を育てる」では、大人の身勝手さがまかり通る幼児教育に疑問を抱いた一人の女性・天野優子氏が、ゼロから創りあげた「風の谷幼稚園」で…