3学期のたてわり活動で行われる「冬のあそび会」。
この活動で中心となるのが風組(年長児)です。花組(年少児)鳥組(年中児)のために、あそびを準備し、やり方を教え、うまくいかなかった時は改善策を考えます。一緒に楽しむ4日間の活動で、子どもたちの関係もより深くなっていきます。
初日は新しいたてわり班のメンバー発表から始まりました。仲間と輪になり、手あそびで緊張をほぐしたあとは、早速あそびの時間です。
まず風組の子どもたちが、用意したあそびを紹介します。花組は初めてのあそびも多く、興味津々の様子。
開始の合図で一斉にあそび始める子どもたち。
この日は陽ざしが暖かく、デッキで輪になってお弁当を食べることにしました。
花組、鳥組のコップにお茶を注ぐ風組。今まで自分たちがしてもらった事を覚えているからこそ、自然と行動できるのでしょう。
自分たちの用意したあそびで、花組、鳥組が楽しく遊べた事。最初はうまくできなかった子も、教えたらできるようになった事。あそびを通して得られた経験が、風組としての自信や誇りにつながっていきます。
12.5. 年末年始は家庭で心を育てる
本連載「風の谷幼稚園 3歳から心を育てる」では、大人の身勝手さがまかり通る幼児教育に疑問を抱いた一人の女性・天野優子氏が、ゼロから創りあげた「風の谷幼稚園」で…