2021年4月14日、神奈川県川崎市にある『風の谷幼稚園』の入園式が行われました。
園内の色とりどりのお花や装飾は、在園のお母さんたちが新しい仲間を迎えるために心を込めて準備しました。
どんな仲間がくるのか、鳥組(年中児)も風組(年長児)も、この日をとても楽しみにしていました。
新しい仲間を迎える準備を進めてきた風組。今日から『風組バッチ』を付けることにしました。
新入園児が困ったとき、誰が風組かすぐに分かるようにするためです。
胸に『風組バッチ』をつけて、花組(年少児)の教室の前で待機する風組。
お母さんと一緒にきた花組を見つけると、出来ないことは手伝い、そしてそっと手を繋いで教室に迎え入れていました。
入園式の始まりです。
ピアノの伴奏に合わせて一歩一歩着実に歩みを進める花組。
風組の代表者が『迎える言葉』を贈りました。
自分たちが入園してきた頃のことを思い出しながら、皆で話し合って決めたものです。
■粘土を丸めておいたからすぐにあそべるよ
■教室や靴箱をきれいにしておいたよ
■うさぎの餌を集めておいたからね
■風組といっしょに折り紙や滑り台で遊ぼうね
■ロープをくぐったりまたいだりしないでね
■お母さんが後で来てくれるから心配しないでね
■分からない事や困った事があったら風組が教えてあげるからね
■バッチをつけている人が風組だよ
新しい仲間を迎え、風の谷幼稚園の新年度の活動がスタートします。
8. 年長が年少に優しくできるのはなぜ?
グランドからの帰り、奈々子ちゃんと手をつないだ風組(5歳児年長クラス)の広貴くん。どうしても前の子との間が空いてしまいます。「広ちゃん、間をあけないようにね」…