ある日、鳥組(年中児)の教室に木で作った箱電車が置いてありました。「この電車作ってみる?」と先生が聞くと、「作りたい!」と子どもたち。まずは見本となる箱電車をよく観察し、自分で必要だと思う木片を選び、机の上で仮置きしてみます。
その後、一つ一つにやすりがけをしました。
別の日、先生から釘打ちの全ての工程の説明を聞いた後、早速自分で作っていきます。
出来上がった後の子どもたちは作り上げた達成感から、とても誇らしげな表情で楽しそうに箱電車で遊んでいました。
そして後日、木片で駅舎や信号、鉄橋やトンネルなども作りあげ、さらに遊びを発展させていきました。
清掃車の見学
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7. 失敗を諦めず、悔しさを感じる子を育てる
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