前日まで降り続いた雨が止み快晴となったこの日、風組(年長児)が町田市小野路町にある小野路城址へ遠足に行きました。
幼稚園を出発し、隣の鶴川駅までの長い距離を歩いて向かいます。
鶴川駅からバスに乗り約15分ほどで小野路バス停へ到着。そこから約40分かけて拠点となる城址まで歩きます。
沢山の木々や自然が作り出す風景を見ながら歩き進め、ようやく拠点となる小野路城址へ到着しました。班ごとにそれぞれ荷物を置き、拠点の回りがどうなっているのかをさっそく見て回ることにしました。
拠点からぐるっと来た道を進んでいくと“小町井戸”があります。小野小町が目の病にかかり、その際にこの井戸の水で目を洗ったところ全快したと伝えられています。
その先へ進むと崖があり、まず先生が登って見せました。
木の根をつたって登る様子を見て、子どもたちも続いて登っていきます。
前日の雨もあって崖は滑りやすく、木の根をしっかりと掴んだり足がかりにしながら登っていきました。
崖を登るとそこは先ほど鞄を置いた拠点でした。拠点となる城址は小高い丘になっており、そこを中心に道が繋がっている為、どの道から登っても必ず拠点に戻れることがわかりました。
小野路城址がどの様なところなのかが把握できたところで、班ごとに分かれて探検することにしました。
探検するにあたって、
1.笛が鳴ったら拠点へ戻ってくること(探検がおしまいということ)
2.自分たちで水分補給すること
3.迷子の仲間を出さないように
と、先生と3つの約束をしていよいよ探検です。
先生の笛が鳴り、それぞれの探検を楽しんだ後はお弁当を食べて別の場所へ行ってみることにしました。
竹林を下った先にはのどかな田園がありました。
緑が埋められ住宅地が増えていく昨今だからこそ、子どもたちの中にいつまでもこのような風景が残るといいなとの先生の思いから、連れて来たかった場所でした。
帰りの道中にある牛舎で牛を見たり、小野神社へ立ち寄り探検させてもらったお礼のお参りをして帰りました。
よく歩き、歴史や沢山の自然に触れた1日となりました。