日増しに春めいてきたこの日、朝から調理室では卒園を控えた風組(年長児)の子どもたちへ、天野先生と役員のお母さんたちがお祝いの桜おこわを作っていました。
桜は、昨年の春に先生たちが八重桜の蕾を摘んで、梅酢と塩で漬けておいたものです。混ぜ込んでいくと、真っ白いおこわが優しいピンク色に染まり、桜の香りが漂います。
弁当の時間になると、先生が桜おこわと近所の農家さんから子どもたちへと頂いた蕪の糠漬けをお皿に取り分けます。
準備ができ、食べる前に先生が、「今日でお弁当は最後です。いつも帰ったら弁当箱を流しに自分で出してるでしょ?今日は出すときに伝えて欲しいことがあるの。毎日お弁当を作ってくれたお母さんに、「3年間弁当を作ってくれてありがとう。」ってね。」
それを聞いた子どもたちは皆揃って「うん!」と返事をしました。
もちもちの桜おこわを堪能した子どもたち。毎年桜が咲く頃、桜おこわの味と共に風の谷幼稚園を思い出すことでしょう。
いよいよ風組は、卒園式を迎えます。
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