新しい仲間が入園してくる日を心待ちにしていた風の谷の子どもたち。
鳥組(新年中児)の子どもたちは、新しい仲間の名前やマーク印を覚えて期待を膨らませていました。
新年長児になったばかりの風組は、自分たちが入園してきた時にどんな気持ちだったかを話し合いました。
「お母さんに会えなくて泣いたよ」という声に「僕も、私も」と子どもたち。
「でも風組が朝の準備を手伝ってくれた」
「塗り絵をしてくれたよ」「折り紙を作ってくれた」
風組にしてもらって嬉しかったことを少しずつ思い出していくうちに、今度は自分たちが花組のために何かしてあげたいと思うようになりました。
「砂場の土は、やわらかいと遊びやすいよね」と、砂場の土を掘り起こし、
砂場道具を一つ一つ丁寧に洗っていきます。
大型積み木のトゲで怪我をしないよう、真剣な表情でやすりをかける子どもたち。
やすりがけの後、ツルツルになっているか何度も触って感触を確かめていました。
”自分が花組だったら”と考え、行動する子どもたちの表情は、だんだんと風組らしくなっていったのでした。
入園式の翌日から、風組の子どもたちによる至れり尽くせりの「お世話」が始まります!
風1組学級通信No.5(2018/04/10発行)より一部抜粋
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