2学期に入ってすぐ、風組(年長児)と鳥組(年中児)は畑に大根の種を蒔きました。
小さかった双葉から本葉になり、ぐんぐん育つ大根。
子どもたちは定期的に畑を訪れ、世話をしています。
この日は風組が草引きと間引きをしていました。
畑から戻ると、先生たちは大急ぎで間引いたばかりの大根の葉で味噌汁を作ります。
「お味噌汁まだかなぁ」「楽しみだね」
そう言いながらお弁当の用意をして待つ子どもたち。
そこへ大きなお鍋いっぱいの味噌汁がやってきました!
いただきます!
畑仕事の後のお味噌汁の味は格別です。
お鍋はあっという間に空っぽになりました。
3. 幼児期の食生活と大人の責任
設立当初700坪だった風の谷幼稚園の敷地面積は現在4000坪にも及ぶ。これは校舎建設時の借金を返済しながらも、園長が「10年間無給」を貫き、寄付や父母の協力によって毎…