毎年、小正月の時期になると風の谷幼稚園ではだんご焼きが行われます。
幼稚園のだんご焼きとは、どんど焼きを真似たものです。
最近では、だんごを炙って食べるという機会も減っているため、ぜひ子どもたちに体験させてやりたいという思いから始まりました。
だんごを通した針金を、篠竹の先の穴に通して準備完了!!
畑では先生とお母さんたちが火をおこして待っていました。
さあ!いよいよだんご焼きの始まりです。
火の勢いを怖がってお母さんの後ろに隠れる子、おそるおそる覗いてはだんごの焼け具合を確認する子。ちょっと目を離すとすぐにこげてしまうため、少し揺らすようにして炙ります。
香ばしい匂いが辺りに広がります。
さっそくほおばる子どもたち。
お腹も心も満たされた冬の一日でした。
3. 幼児期の食生活と大人の責任
設立当初700坪だった風の谷幼稚園の敷地面積は現在4000坪にも及ぶ。これは校舎建設時の借金を返済しながらも、園長が「10年間無給」を貫き、寄付や父母の協力によって毎…