色とりどりの花で飾られた幼稚園で行われる入園式。温かい拍手の中、期待と不安が入り混じった表情で新入園児が入場します。この日のために、在園児は新しい仲間をどう迎えたらいいかを話し合ってきました。自分たちが入園した頃、風組が優しくしてくれたことを思い出し、今度は自分たちが面倒を見てあげたいという思いで、この日を待つ風組・鳥組なのです。
入園式の朝 | みんなで電車になって出発進行。 | 緊張気味の新入園児。 |
「入園おめでとう 今日から風の谷の子どもです」 | みんなと一緒に『手をたたきましょう』を歌いました。 | 風組が『迎える言葉』を贈ります。 「お母さんが迎えに来るから泣かなくていいよ」 |
新しい仲間を迎えるために・・・
風組の子どもたちは、入園式前に危ない所はないかと幼稚園中の見回りをしました。硬くなってしまった砂場を掘り起こしたり、新たに広がった斜面の石や枝を拾い集め、危ない場所にはロープを張ったりと、新入園児のことを考えながら作業をしていました。
はじめに、危ない所はないかと幼稚園中を見回りました。 | 硬くなった砂場を掘り起こし、砂場の道具を洗ってきれいにしました。 | 「転んだら危ないからね」と斜面の石や枝を拾い集めました。 |
在園のお母さんたちは、菜の花・花だいこん・やまぶき等の季節の花をたくさん集め、花の中に新入園児を迎える準備をしてきました。
たくさんの花が集まりました。 | 「お花畑みたいにしたいね」 | 花いっぱいの会場になりました。 |
8. 年長が年少に優しくできるのはなぜ?
グランドからの帰り、奈々子ちゃんと手をつないだ風組(5歳児年長クラス)の広貴くん。どうしても前の子との間が空いてしまいます。「広ちゃん、間をあけないようにね」…