春の訪れを告げる蕗のとう。
サークル「貴婦人の会」のお母さんたちが中心になって、ぴょこっと顔を出した蕗のとうを摘みに行ってくれました。
早速、天野先生が卒園間近の風組(年長児)に蕗味噌を作ってくれました。
子どもたち向けに甘めに作ったとは言え、それでも口の中にほろ苦さは残ります。
「ちょっと苦いけど、美味しいね」
「大人の味だね」
「春の匂いがするね」
春の訪れを感じ、季節の味を喜んで食べていた子どもたちでした。
3. 幼児期の食生活と大人の責任
設立当初700坪だった風の谷幼稚園の敷地面積は現在4000坪にも及ぶ。これは校舎建設時の借金を返済しながらも、園長が「10年間無給」を貫き、寄付や父母の協力によって毎…