入園式の翌日。
前日に先生から「泣いている花組もいると思うから(お世話を)頼んだよ」と言われていた風組の子どもたち。
いつもより早い時間に続々と登園してきました。
自分のマーク印が押してあるバッチを付けたら準備完了!
このバッチを付けている人が風組です。
憧れの風組になったことを実感し、どの子もちょっぴり誇らしげな表情で花組の教室に出掛けていきました。
花組が登園してくると、上履きを履く手伝いをしたり、
手を引いて教室に連れて行き、鞄や帽子のかけ方を教えたり、
一緒に塗り絵をしたりと、大忙し!
泣いている子に寄り添い、背中をそっと撫でる姿もありました。
一日目のお世話が終わると、ホールに風組の子どもたちが集まり「花組みんながもっと幼稚園のことを好きになるためにはどうしたらいいか」を話し合いました。
「何か遊べるものを作ろう」
「泣いていても遊べるものがいいよ」
そんなことを話していたら、自分たちが風組から風車をもらったことを思い出した子どもたち。
早速クラスに戻り、試作品を作ることになりました!
納得がいくまで何度もやり直したり、仲間に手伝ってもらいながら作った風車。
花組と鳥組の分も作って「入園を祝う会」の時に渡すことになりました。
早く渡したくてうずうずしている風組の子どもたちです。
8. 年長が年少に優しくできるのはなぜ?
グランドからの帰り、奈々子ちゃんと手をつないだ風組(5歳児年長クラス)の広貴くん。どうしても前の子との間が空いてしまいます。「広ちゃん、間をあけないようにね」…