風組(年長児)が舟を作りました。
花、鳥組(年少、年中)を経て3回目の舟作りは、自分たちで【のこぎり】を使い、舟の土台となる板の切り出しから始まります。
最初にものさしを使い、はかり出し。のこぎりで切る線を丁寧に引きます。
のこぎりは、刃をお腹に当てて細心の注意をしながら運びます。
板がずれないように押さえる子、のこぎりを使う子、2人1組で作業します。緊張感をもって、真剣な表情で切り出します。
切り出した舟の土台や木片のやすりがけが終わると、いよいよ釘打ちです。慣れた手つきで釘打ちをする子どもたち。
釘が曲がったら、【釘抜き】を使い自分で抜きます。
自分のイメージを膨らませ、色とりどりの毛糸を巻き付けて “豪華客船” を作っていく子どもたち。
道具を使いこなし、自分の手でものを作り出すということを実感した子どもたち。
完成した舟は3泊4日の菅平合宿に持って行き、川に流して遊びます。
22. のこぎりで広がる5歳児の可能性
画用紙1枚からの箱作り。「えっ! これで?」とたじろいだ子どもたちでしたが、すぐに「はさみが必要」「セロテープも」の声があがりました。「必要な物は開き戸から出…
7. 失敗を諦めず、悔しさを感じる子を育てる
「底板が少しずれちゃったからやり直しだ!」 「釘がはみだしたから打ち直す!」 風の谷幼稚園の風組(5歳児クラス)からは、毎年こんな声が聞こえてくる。これは風の谷…