たてわり活動~冬のあそび会~

【子どもは遊ぶことで育つ】遊びを通して仲間との関係性を深め、社会性を身につけていくと天野先生は言います。近年『お正月あそび』を知らない大人が増え、知らないが故に必然と子どもたちに遊びを伝えることが出来ません。その為、1月のたてわり活動では『冬のあそび会』として、膝を突き合せて遊ぶ『お正月あそび』を4日間に渡り行います。
『冬のあそび会』は風組(年長児)が主体となり、花組(年少児)と鳥組(年中児)に遊びを教えていきます。

花組を迎えに行く風組。

風組が遊びを準備し、最初にどんな遊びなのかを紹介していきます。

「ゴム跳びは、ここをくぐったりするんだよ。」

紹介が終わるとさっそく『お正月あそび』を始めます。それぞれ自分が遊びたい所に行って楽しみます。

かるた
あやとり
パッチンガエル
貝合わせ
お手玉
福笑い
坊主めくり
おはじき
とんとん相撲
すごろく
手回しゴマ
だるま落とし
動物あわせ
羽根つき

遊びが終わると風組は、改善点を話し合い翌日の準備をしていきます。
「パッチンガエルは人気で他の遊びをする子がいなかったから、明日は数を減らして違う遊びもしてもらおう。」「遊びが少なくてすぐ飽きてしまっていたから種類や数を増やそうか。」等、話し合いながら紙に遊びと道具の数を書き上げていきます。数を書くのは、持って行く遊び道具を自分たちで管理する為でもあります。

明日使う物を選び、箱に入れていきます。
「コマをするにはコマ台が必要だった。」と
今日足りなかった物を先生に報告し、
明日は忘れないように準備します。

日々の話し合いで一つ一つ問題を解決していく事で、準備もスムーズになり、新たな問題が出てきてもしっかりと意見を出し合い対処していけるようになりました。

壊れると、風組が直してくれました。
花組や鳥組に寄り添い、丁寧に教える風組。
「何して遊びたいかな?」
上りやすいように優しく手を差し伸べます。

冬のあそび会を通して、どうすれば花組と鳥組の子どもたちが楽しめるかを考えてきた風組。
そのおかげで仲も深まり、子どもたちの笑い声があちらこちらからと聞こえていました。


冬のあそび会も最終日を迎えたこの日、子どもたちが大好きなあの美味しい物をつくります。


見学会予約・問い合わせ先
風の谷幼稚園
お電話: 044-986-5515
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