たてわり活動~冬の風物詩『すいとん』をつくろう!~

毎年この時期に、たてわり活動の中でつくって食べるあの美味しい『すいとん』です。
この日は子どもたちが冬のあそびを楽しんでいる間に、お母さん達がかまどに火を起こし、お湯を沸かします。

遊びが終わり、先生が皆に声を掛けます。
「今日はみんなですいとんをつくるよ!」

ボールにすいとん粉を入れ、水の量を調整しながら、こねていきます。
すいとんづくりが初めての子どもたちは興味津々です。

風組(年長児)は、誕生会などで様々なものをこねてきているので、こね方がとても上手です。
花組(年少児)や鳥組(年中児)に教えながら、しっかりと生地をこねていきます。

「手の平の、たなごころでこねると力が入るよ。」

生地がまとまってきたら、生地を鳥組、花組の子どもたちにも分けて、形を作っていきます。

早く火が通るように、生地を厚くしないことを説明しながら
「どんな形を作ろうか?」と楽しみながら、形作っていきます。
すいとんは星形、眼鏡型、猫型など様々です。

生地が出来上がったら、かまどまで持っていき、お母さん達に渡します。

「お願いします。」「美味しいすいとんにしてください。」

たくさんの野菜や肉の入った汁にすいとんをいれ煮込んでいきます。寒い空気の中に、湯気と共にいい匂いが立ちのぼり、たちまち園中に広がります。

それぞれのたてわりグループで、お弁当の準備をしていきます。子どもたちはお椀にすいとんを入れる先生の手元をじっと見ています。

「おいしそう。」「早く食べたいなぁ。」

「いただきます!」
お弁当箱の蓋を開けることよりも先に、まずすいとんを頬張ります。

「あちちちっ」

寒い季節、冬のあそびで沢山遊んだ後に、自分たちで形作った生地と沢山の野菜の入った温かいすいとん汁。その温かさと美味しさは冬のあそびと共に子どもたちに深く記憶されていくことでしょう。

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