風組(年長児)の子どもたちが栗拾いに出掛けました。
あじさい広場を出発し、乗馬クラブの横を通って、バス停へ。
バスを待つ間、なぞなぞ遊びで盛り上がる子どもたち。
バスに乗ること約10分。
やってきたのは稲城市若葉台にある栗農園です。
先生から美味しい栗の見分け方と拾い方を教えてもらうと、子どもたちは一斉に栗畑の中へ散っていきました。
イガの口が開いて、中からツヤツヤした栗が顔を覗かせています。
両足でイガを挟んで広げ、トングで栗を取り出します。
花組(年少児)と鳥組(年中児)にも美味しい「栗ご飯」を食べさせてあげたい、と一所懸命に拾い集めているうちに、かごは栗でいっぱいになっていました。
収穫してきた栗は全部で38キロ!
その日のうちに皮を剥いて、甘~く煮ます。
翌日、栗の甘煮をご飯に混ぜたら、栗ご飯の出来上がり!
大きな栗がごろごろ入った栗ご飯に「おかわり!」の声が続出。
さらに翌日には「栗ようかん」が振舞われ、秋の実りを思う存分堪能した子どもたちでした。
3. 幼児期の食生活と大人の責任
設立当初700坪だった風の谷幼稚園の敷地面積は現在4000坪にも及ぶ。これは校舎建設時の借金を返済しながらも、園長が「10年間無給」を貫き、寄付や父母の協力によって毎…