朝から雲が広がり、何とか持ちこたえているような空模様。
この日、風組(年長児)は稲城市若葉台にある栗農園に栗拾いに出掛けました。
先生から美味しい栗の見分け方や拾い方を聞き、トングとカゴを手に栗拾いの始まりです!
「良し!見つけた!」と両足でイガをしっかり開くも、トングで栗を取り出す作業はなかなか難しい…うまく行かない時はすぐに仲間が走り寄り、手を貸してくれます。
だんだんコツをつかんできた子どもたち。
どんどんカゴに栗が集まってきたその時、大粒の雨が…。
とうとう降りだしてしまいました。
けれどもそこは、毎日自然の中を駆け回っている子どもたちです。
こんな時にも慌てない!さっと雨具を羽織ると、栗畑に舞い戻っていきました。
幼稚園で待っている花組(年少児)、鳥組(年中児)のためにも沢山の栗を拾いたいと張り切る子どもたちです。
子どもたちが幼稚園に戻るやいなや、お母さんたちが皮むきに取りかかります。
皮をむいた後は先生が甘く煮て、翌日、おいしい栗おこわになりました。
この日は全園児で栗おこわを食べました。
何度もおかわりをする子どもたちなのでした。
3. 幼児期の食生活と大人の責任
設立当初700坪だった風の谷幼稚園の敷地面積は現在4000坪にも及ぶ。これは校舎建設時の借金を返済しながらも、園長が「10年間無給」を貫き、寄付や父母の協力によって毎…