このところ続いていた猛暑が、ふと和らいだこの日、鳥組(年中児)が黒川青少年野外活動センターへ遠足に行きました。
尾根道を歩くこと1時間、距離にして4キロ。到着した子どもたちは、これだけ歩いたのに元気一杯!まずは皆で輪になりフォークダンス‵タタロチカ′を踊ります。
ダンスの後はいよいよ探検の始まりです。
隊長からの掛け声に隊員達は「ラジャー!」と、気合い充分。
正面に待ち受けるのは、急斜面!
子どもたちは頂上目指して果敢に挑みます。
登り終えると下界に向かって「ヤッホー!」
ちょうど下の方を探検していた仲間たちが
「ヤッホー!」と答えます。ヤッホーの声が森中にこだましました。
お次はこの「崖滑り」と名付けられた急斜面を、いかに下るか考える子どもたち。それぞれの下り方を試行錯誤します。
崖滑りで度胸試しをした後は、更なる探検へ繰り出します。
行く先は棒を倒して決めることに。
「こっちだ!」
と、そこへ大きな天狗の葉っぱ。
「心がきれいな人は、この天狗の葉が動くとおりに体が動くんだよ!」
「あれ?」なぜか体が動きます。
右へ左へ、そして大きくジャンプ!木の周りもぐるぐる回って…
もう子どもたちは大はしゃぎです。
そろそろお腹も空いてきました。皆で輪になってお弁当です。
食べ終わった後はもうひと遊びして帰路につきます。
元来た道を、難なく帰っていく子どもたちでした。
幼稚園で帰りを待っていた天野先生が尾根道の出口まで迎えに来ていました。
「おかえり!待ってたよ!」その声に次々と今日の探検の報告で答える子どもたち。その表情に、疲れは見られませんでした。