入園式から1週間。
新しく入園した子どもたちを全園児でお祝いする「入園を祝う会」が行われました。
この日のために風組(年長児)は風車を用意し、会場を彩ります。
先生の「並ぶよ!」の声で鳥組(年中児)、風組の子どもたちは自分たちで“前へならえ”をして並びます。
花組(年少児)の子どもたちが並べるようになるために、そんな姿を「かっこいいね。みんなも並べるようになりたいね。」と先生は声を掛けています。
入場が終わると、花組の先生から風組へ、感謝の言葉を伝えます。
「いつもお世話をしてくれてありがとう。遊んでくれてありがとう。」
風組は『ありがとう』の言葉を受け、役に立てたことを嬉しく思ったことでしょう。
そして風組からは、花組へのプレゼントとして作った風車についての『ことば』が贈られました。
・花組や鳥組がもっと幼稚園を好きになるように風車を作ったよ。
・風車はたんぽぽ広場で渡してあげるよ。
・花組はたんぽぽ広場までつれていってあげるよ。
・風車は腕を前に伸ばして走るとよく回るよ。
・風車は危ないから人には向けないでね。
・風車が壊れたら風組が直してあげるからね。
・風車は人にぶつかると危ないから幼稚園では回さないでね。
・これから「空を見上げて」の歌を歌うから聞いてね。
次に先生たちによる劇「三びきのやぎのがらがらどん」をみんなで楽しみました。
劇を観た後はたんぽぽ広場へ移動して、風車を回します。
傾斜のあるたんぽぽ広場で、花組が転ばないようにと風組の子どもたちは自然に枝拾いを始めました。
幼稚園を好きになってほしいという思いが込められた風車。
手作りの風車を手にした花組・鳥組は嬉しそうに走り回ります。
その姿を見て、笑みがこぼれる風組の子どもたちです。