鳥組(年中児)の子どもたちが6月から取り組んできた「紙工作」。
自分の手で、切り紙、円ばん、笠帽子、コップ、カメラ、トラック
といった遊び道具を作ってきました。
その腕を活かし、この日、花組(年少児)をお客さんに「お店屋さん」を開きました。
品物作りは、花組のために自分で何を作りたいかを決めるところから始まります。
紙工作の取り組みを通じて道具の役割、使い方を知った子どもたち。
”こんな品物にしたい”という気持ちを形にするため、
お店ごとに力を合わせて作ります。
いよいよ開店準備です。机を運び入れ、品物を並べます。
会場には花組が集まり、まずお店の説明を聞きます。
それが終わると、静かだった鳥組の子どもたちは一斉にお店の人になりきり、
声を張り上げての呼び込みが始まりました。
「いらっしゃいませ!」子どもたちの声がホールと中庭に響きます。
花組の子どもたちは、お金となる王冠を1人3個もらい、
欲しいものが3点買えます。
花組が買い物を終えて、品物がまだ残っていたので、
風組(年長児)にも声を掛けました。
すべての品物が売れると「ヤッター」「売り切れだ!」と喜ぶ子どもたち。
みんなで両手を挙げて喜び合いました。
閉店後、使った机は自分たちで片付けます。
教室に戻った子どもたちは梅ジュースとともにカンパイ!
達成感を味わったことでしょう。